2013-09-27

映画『ビッグボーイズ』をミタ!

※この「ミタ」使う人最近いないのかな??

ひさびさにDVDを借りて観た。『ビッグボーイズ』。大好きなジャックブラック、『ズーランダー』の頃から好きで『ミッドナイト・イン・パリ』での演技も素晴らしかったオーエンウィルソン、それに『サボテンブラザーズ』(古いか)のスティーブマーチンが出演している。あ、製作総指揮はベンスティーラーなのね。

アメリカでは1年かけてチェックした野鳥の数を競うBig Yearという大会があるそうで、それに挑む3人の男の話。 ブラッド(ジャックブラック)は離婚歴ありのエンジニアみたいな感じで貯めたなけなしのお金でBig Yearに参加。ステュ(スティーブマーチン)は経済誌の表紙になるぐらいの会社経営者だが仕事は引退してBig Yearに参加。一番くせがあるのがボスティック(オーエンウィルソン)で野鳥に対する情熱は半端ではないが、それゆえに離婚歴数回でライバルになりそうなブラッドとステュを若干つぶしにかかるようなちょい嫌なやつ。
軽いタッチだが、男3人(後半は2対1だが)の戦いっぷりにだんだんハマり、気がつけば鳥の数を一緒に数えてた。
誰が優勝するかはネタバレになってしまうので書けないが、 3人それぞれの人生がそこには投影されていて、そして大会が終わる。どんな生き方が正しいかなんて誰にもわからない。俺だったらどうするのかな、、、なんてちょっと考えてみたりして。
個人的には、ステュと、確執のあった父親が、鳥を通じてわかりあう場面が好きでした。
ボスティックも最後はよろしく哀愁で切なかったな。
あと、ラシダ・ジョーンズ、めっちゃ素敵でした!この表情もまたいいよね。

2013-09-25

Funkadelicの時代がキター!?くるー!?

iPhoneの新しいCMにFunkadelicの「can you get to that」が流れている!?とうとうFunkadelicの時代がキタ!?と思っていたら、ずいぶんおしゃれにサンプリングされて使われているぢゃないか。

この曲は、一人暮らしを始めたばかりの頃、田舎から都会に出てきたばかりの自分はCDの輸入版のお店をうろうろして、この強烈なジャケットに心奪われ、購入。

















どうだいこのジャケット!1曲目も強烈で、ライブのときのSEに使ったりしたけど、やっぱり大好きなのは「can you get to that」で、この曲がアコギの音の格好良さを教えてくれた1曲だった。歌の掛け合いも(ドラマ『あまちゃん』の)GMTばりに?雑、しかし、めちゃくちゃかっこいいし。それにしてもiPhone のCM版はおしゃれすぎるぜ、怒。あはあは言ってるし。あかん、原曲を聴こう!

2013-09-23

ある日のUKチャート

- Travis - Moving
寒い中で吐く息で表現される映像が美しいです。これ、できたら楽しいなぁ


- Lana Del Rey - National Anthem
音の感じが好きです。


- Jake Bugg - Broken
場末のバーでのライブ、みたいな雰囲気が、いい


2013-09-22

満月





ある日のUKチャート

- Ed Sheeran - Drunk
映画「Ted」の猫版みたいな。猫好きにはたまらないかも??


- Do You Hear The People Sing
レミゼラブルですね。このシーンはやっぱり熱くなっちゃいます


- Of Monsters and Men - Little Talks
やっぱりSci-Fi風というか、スターウォーズなんですよね、アミダラ姫みたいなの出てくるし。グラストンベリーのライブ映像をたまたま観ましたが、特に仮装はしてませんでした。どうせなら、やってほしい!


2013-09-12

CDは、いい(ドーラ一家の次男風に)

※ドーラ一家がわからない場合は「天空の城ラピュタ」をみてみよう

先月、何枚かCDを買った。

洋楽で5枚組で2千円というシリーズがあった。これがなかなかのクセもので、例えばキャロルキングなら、名盤「つづれおり」以外の他のアルバムで構成されていたりして、およく見ずに買ってしまうとあららとなってしまいそうな代物だなと。そのコーナーでいろいろみているうちに、「お!スライ&ファミリーストーンは初期5枚がちゃんと一組になってるじゃないか」ということに気づき、閉店時間が近づき、気がついたら買ってしまっていた。。。これは大人買いでもなんでもない。とりあえず1stの1曲目「Underdog」がものすごくかっこ良かったので、よしとしている。


RCサクセションの「RHAPSODY」のNAKED版。たまたま手にとってみたら「まりんブルース」という知らない曲が2枚目のディスクあり、どんな曲かなと。歌ではなく、セッションだね、これは。よかったのは「指輪をはめたい」!♪ハメたいのさ きみだけと いつまでも〜という完全な下ネタ?で、さすがです。ライブバージョンは、いい。



「潮騒のメモリー」のシングルも買ってしまいました。後で「あまちゃん・歌のアルバム」の存在を知って、しまった!と思ったとか思わなかったとか。でも、よかった。EP版仕様だし。音楽という触れられないものを触れられるこの喜び。ちなみに、歌の中の♪激しく〜の部分は、小泉今日子がこの最終形のメロディにかえたそうです。あと、♪来てよタクシーつかまえて〜のところは坂本龍一がこの形にしたそうです。本当かなぁ。あらためて、シンガー小泉今日子のかわりは他にいないことが世の中に証明されたね。その昔、「あなたにあえてよかった」という歌が大好きでした。あなたのことですよ!なんちゃって。

 あと、「ひこうき雲」とRedioheadの「OKコンピューター」を買ったんだけど、その話はまた今度。。。

『昨日・今日・明日』を観た

イタリア映画の『昨日・今日・明日』を観てしまった。自分にとっては、とてつもなくぶっとんだ、とんでもない作品だった。予備知識はほぼないまま、しかもテレビで録画したのをちょこちょこ観たので、最初の『昨日』でソフィア・ローレンが闇タバコ販売で警察から捕まるのを逃れるためにバンバン子供を生んだりしてて、ちょいキツめのコメディなのかなーなんて思ってた。ちょうどその後たまたま同じ職場の人と昼飯で一緒になって、最近こんな映画をみたみたいな話をしてて、あぁそういえばソフィアローレンに似てますね〜なんてことを話したりしたんだけど、その後『今日』『明日』と観ていくにしたがって、どんどんビッチ度があがっていくソフィアローレンをみて、あぁ職場の人がどうか誤解しませんように、あのときは全然映画の全貌がわかっていなかったのです、ごめんなさい。。。と懺悔な気分に。
『昨日』では7、8人目でとうとう妊娠の間隔があいてしまい、警察につかまってしまうんだけど、町の人のカンパとかで無事出所できる、まぁ、この3編のオムニバス(最初は連続性のあるのかと思ったけど)の中では一番まともな?話なのかなと。
『今日』は、しょっぱなからソフィアローレン(時代設定はよくわからないけど、車を運転している)が労働者が邪魔だと文句たれながら車を運転していて、むむむと思ったが、ウディアレン的な展開で面白いといえば面白かった。
『明日』がねー、ソフィアローレンはネイリスト兼娼婦みたいな感じで、隣の家の神学校が休暇中に帰省していた男子学生をメロメロにしちゃったりして、マストロヤンニのティッシュの使い方もなんというか、ウディアレン的?(よくわからずに言ってます)。
まー、見終わると、イタリア人ってすげーないう印象が残る、すごい映画でした。
こんなすごい映画がまかりとおっていたなんで、よっぽど当時のソフィアローレンとマストロヤンニはすごかったんだろうな。

Leri, Oggi, Domani - Sophia Loren e Marcello... 投稿者 KateFWyler

2013-09-08

池に移る太陽

池に移る太陽を撮影してみようとしました。。。

2013-09-07

ある日のUKチャート

ひさびさにUKチャート番組をテレビでみた。
その中で気になったもの。。。

- Rihanna - Diamonds
世代的に「ダイヤモンド」といえばプリプリなのですが、この曲は好きです


- Of Monsters and Men - King And Lionheart
すごく懐かしい感じ。映像はスターウォーズ風?


- Kodaline - All I Want
エレファントマン的な感じですかね。すげー気持ちわかるし、観ていて切なくなりました


2013-09-06

是枝監督の演出術

先日あるテレビ番組に「そして父になる」の是枝監督がでていて、何気なく観ていたら、どうやら即興で演出の実演をするとのことで慌てて録画した。例えていうなら、ミュージシャンが即興で曲を作るようなものかな(違う??)。
シナリオと役者は決まっていて、その番組のディレクターと是枝監督が、それぞれ演出をつけるというもの。
設定は家庭の夕食時の会話で、最後に男の子がダイニングから出て行ってしまうところで終わる。
シナリオでは、家族の会話が食卓でお互いに向き合ってすすむところを、是枝監督はかなり台詞をカットして、そもそもお母さんが何か台所でやってたりとか、登場人物が何かをしながら喋るという、考えてみたらまさに普段僕たちが行っているように登場人物が振る舞っていて、まずそこになるほどねと感心した。
また、台詞の変更の仕方にしても、例えばお姉さんが通信簿を褒められる場面で、「ほとんど5だね」ではなく「体育は4だったね」と言えば残りは5であることがおのずとわかるような台詞に変更していたことが印象的だった。
また、子供などいわゆるプロの役者でない人を演出する場合は、台詞を覚えさせるというよりは、設定だけ説明してその感じで動いてもらうようにしているそうだ。そして芝居中にも指示を出して、かなり即興な感じでやっているそうだ(「私もそうだった」と同じく番組に出演していたYOUが言っていた)。そうすることで自分の間でしゃべるようになるし、相手の台詞も聞くし、とのこと。やりかたとしては、ドキュメンタリーを撮るような手法なんですね。できあがると、「人間がたってくる」とのこと。
この映画のテーマも、自分が仕事のためなかなかお子さんといることができず(あるとき仕事に出かけるときに「いってらっしゃい」ではなく「またきてね」と言われたそうだ)、そういう自分の身近なことをモチーフにしたそうです。その感覚はわかるなぁ。僕は父親がいなかったもんで、今は父親として精一杯子供と一緒にいたいなと思う。
そういったところも含めて、いろいろ共感してしまった。映画観てみたいと思う。